歯科健康教室の達人

歯科健康教室の達人

歯科保健指導は歯科医師の重要な職務であり、歯科医師法の第1条で「歯科医師は、 歯科医療及び保健指導を掌ることによって、公衆衛生の向上及び増進に寄与し、 もつて国民の健康な生活を確保するものとする」と規定されています。つまり、 歯科医療の研鑽に加え、質の高い保健指導を心がけることが歯科医師に求められているのです。

行政や学校などから、う蝕・歯周病予防を中心とした内容の歯科健康教室を依頼されることが 多いと思いますが、最近の介護予防の流れに伴い、介護施設などでの口腔機能向上に関する 指導を頼まれる機会が増えていっています。講演形式の健康教室ではスライドを使用することが 多くなり、近年のIT普及によりPCとプロジェクターを用い、プレゼンテーションソフト のMicrosoft・パワーポイントを活用することが一般的になっています。福井県歯科医師会 では、健康教室や講演などでそのまま使える講演用のパワーポイント・データ集 「歯科健康教室の達人」を2002年に発刊しましたが、現在までに多数の歯科医師・ 歯科衛生士及び保健師等の専門職種の方々にご利用いただいてきました。今回、 口腔ケア、摂食嚥下障害などの新しい分野を追加充実して、内容構成を一新した改訂版 「歯科教室の達人 Ver.2」を作成しました。写真と図を多用した見やすいレイアウトの スライドとその内容解説書を作成したもので、パワーポイントの編集操作によりスライド のレイアウト変更や写真等を追加して独自性の高いスライドに改編が可能となっています。 また、本文を読み上げるだけでスライドの説明ができるように詳細な解説書が付属し、 非常に使い勝手の良いものです。

スライドサンプル

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