主な改訂点は次の通りです。

1. 歯科疾患在宅療養管理料及び口腔機能管理加算への対応（医療保険）
2. 「口腔機能管理評価票」の収載
3. 各種入力の効率化

なかでも、「口腔機能管理評価票」は、介護施設での口腔機能管理に使い勝手のよい 強力なツールです。その特徴として以下が挙げられます。

1. 介護スタッフが捉えやすく理解しやすい口腔機能の評価項目を設定しました。
2. レーダーチャートを用いることえ、要介護者に関わる介護スタッフの皆様が、 その口腔機能の状態像を共通認識し、均質な口腔介護の提供が可能となります。
3. 一定期間後に2回目の評価を行うことで、状態がどう変化したか、取り組みが効果的で あったかなどについて、視覚的に捉えやすくなります。（印刷出力で1回目の記録が 青線、2回目の記憶が赤線で表示され、結果の一覧比較ができます。
4. 入所者への口腔機能維持管理加算における歯科医師の助言の参考資料となります。
5. 介護施設での歯科健診に際しての事前スクリーニングに使用いただけます。
6. 歯科医院においては、高齢者の口腔機能スクリーニングや、脳血管障害後遺症患者 に摂食機能療法の必要性を理解させる糸口としてご使用下さい。

口腔機能管理評価票は複写式50部1組で福井県歯科医師会から印刷物としても販売 （1冊500円）しています。

「口腔ケアの達人 Ver 3」から「口腔ケアの達人 Ver 3.5」へのアップグレードは 無料となっています。「口腔ケアの達人 Ver 3」をアンインストールした上で、 「口腔ケアの達人 Ver 3.5」をダウンロードしてインストール下さい。 このとき入力済みのデータに影響はありません。

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